美白対策には欠かせない紫外線についての話

美白ケアといえば「紫外線」の話は避けては通れません。

紫外線を浴びることで日焼けをするのは有名です。
しかし一体どのような理由で、紫外線が日焼けやシミの原因へとなってしまうのでしょうか?

そのメカニズムを知ると、敏感肌なら見逃せない様々な悪影響が分かってきました。

今や紫外線は悪者扱い?

2002年に母子手帳から「日光浴」という言葉が外されたのが、当時大きな話題となりました。
「子供には日光浴をさせよう」と言われていたのも昔の話。
今ではすっかり、紫外線は悪者扱いになっています。

紫外線を浴びると、子供や出産を考えた女性に役立つビタミンDを身体の中で合成します。
そのため当時は「太陽の光を浴びることが大切」と考えられていたのです。

ですが、今ではビタミンDの合成は食生活からでも充分に補うことができるようになりました。
紫外線を浴びることで招く悪影響を防ぐ方が、今は大切になっているのです。

日焼けでシミができるメカニズム

紫外線でまっさきにイメージするのは日焼け、そして日焼けから残るシミやそばかすです。
日焼けでシミができるメカニズムを覗いてみると、紫外線にも種類と特徴があるのがわかりました。

紫外線のうち、次の「近紫外線」と言われる2種類が日焼けに影響しています。

肌の奥深くへ侵入する波長が長い「UV-A」

光老化やシミ、そばかすなど

肌の表面に留まる波長が短い「UV-B」

赤みや炎症など

どちらも肌にとっては、紫外線がダメージとなってしまう可能性があります。
それを敏感にキャッチして、肌の保護をするために働きかけるのが「メラニン」です。
メラニンの生成を活発に行うことで、紫外線の侵入を防いでくれているのです。

このメラニンは、本来ならターンオーバーで排出されますが、まれに次のようなことが起こります。

  • メラニンが過剰に生成されてターンオーバーが追いつかない
  • ホルモンバランスや肌トラブルでターンオーバーが正常に行えない

活発に作られたメラニンが肌に残ってしまった結果、シミやそばかすへと変化してしまうのです。

もちろん、日焼け以外の原因の場合もあります。
ですが紫外線によりさらに濃くなってしまう恐れがある為、覚えておきたいメカニズムと言えます。

さらに様々な悪影響も…

紫外線を浴びることで気になる悪影響は、日焼けやシミ、そばかすだけではありません。

  • DNAにダメージを与え皮膚がんを招く
  • 強い炎症作用でやけどを起こす
  • 炎症作用により乾燥やバリア機能の低下を引き起こす

皮膚がんと聞くとちょっと驚いてしまいますね。
しかし本来なら体内に備わっている修復作用で、がんにはなりません。

ですが、その作用が元々弱い人や長期間紫外線を浴び続け肌が弱っている状態の場合。
リスクが高くなる可能性があるので、注意しましょう。

敏感肌としても美白ケアとしても紫外線対策は大切

皮膚がんや、やけどの原因になりやすいというのは、もちろん気になるところ。
しかし敏感肌の人は、紫外線の炎症作用による「乾燥やバリア機能の低下」も見逃せません。

もともと敏感肌がその状態にあるので、さらに悪化させてしまう可能性が高いのです。

紫外線からわかる日焼けやシミのメカニズム、その他の悪影響。
これらを考えると、紫外線を防ぐのは「敏感肌としても美白ケアとしても大切」と言えますね。