【要観察】ただのニキビじゃない、似ているけど違う皮膚病のお話

体にできたニキビ。いろいろ対策をしているのになかなか改善しない…。
または、「かゆみや赤みが増してしまっている」なんて場合ありませんか?

もしかしたらそれは、ニキビに似た皮膚病なのかもしれません。

ちょっと怖いですが大切なお話。
ニキビに似た皮膚病について調べてみました。

体のできものがニキビの場合

入浴中やお出かけといった普段の生活の中で。
指で触ったり、痛みを感じて「あ!ニキビができてる!」と発見することがあります。

そんな体のニキビは、頭皮や背中、胸といった皮脂分泌が多い部分にできやすくなります。
体は顔に比べると皮膚も厚く、洋服で湿度も高めになるためのようです。

ニキビの場合、次のような症状があげられます。

  • 赤みもなく痛みもないけど触るとぷっくりしている
  • シミのような黒い色をしている
  • 赤く腫れていたり、白く膿んでいて触ると痛みを感じる

これは、皮脂や汚れが毛穴に詰まり、アクネ菌が増殖していく過程でもあります。
そのため、無理に潰したりすると更に炎症を起こしたり、ニキビ痕になってしまうことも。

衛生的に保ち、保湿で肌の状態を良くするといった、優しく丁寧なケアが大切になってきます。

ニキビに似た皮膚病?!のお話

通常、ニキビは肌のターンオーバーが繰り返されることで徐々に改善されていきます。
年齢によりターンオーバーは延びてきますが、長くても2ヵ月程。

ニキビの対策を行っているのに、2ヵ月をすぎても症状が改善されない場合。
もしかしたら、ニキビに似た皮膚病の可能性も考えられます。

特に下記の皮膚病はニキビの症状に似ているものの、ニキビとは違うものです。

癜風(でんぷう)

ニキビのできはじめや痕のような赤みがあります。
アクネ菌ではなく癜風菌(マラセチア)が肌表面に広がっている状態です。

マラセチア毛包炎

ニキビのように赤く腫れているような見た目です。
原因は癜風菌が肌の内部で増殖しているためです。

脂漏性皮膚炎

炎症をおこしたニキビのように粒々と赤く腫れた状態になります。
こちらも癜風菌(マラセチア)が繁殖することで症状があらわれます。

アテローマ

粉瘤腫(ふんりゅうしゅ)とも呼ばれる皮膚病。

老廃物が排出されず肌の内部に蓄積されていきます。
ニキビのできはじめと似た、小さなふくらみが初期症状です。

これらの原因も、ニキビと同じ過剰な皮脂分泌や湿度です。
ニキビと似た場所にできるので、皮膚病とニキビとの見分けが難しくなっているのです。

こんな時は皮膚科へ!

  • 体のニキビをケアしているけど、2ヵ月以上たっても症状が良くならない
  • ケアをすることで痛みやかゆみが増したり、範囲が広がってしまった
  • フケが増えたり、違う体の変化もあらわれてきている

このような場合には、ニキビでなく皮膚病の可能性もあるので皮膚科に相談しましょう。